アミアミゴールデンメロン
編み編みのメロンが安かった。
何キロあるのかなと思う。
アミアミメロンはテンションが上がる。
ゴールデンウィークに食べるから
アミアミゴールデンメロン
アミアミを
青肉と赤肉と両方購入してみた。
テンションは上がるけど、
アミアミゴールデンメロンが
二つともなると重みが
買い物袋の持ち手が掌に食い込む。
痛い。
普段ならちょっと高いかな…と
自分の気持ちを
蔑ろにするから、躊躇してしまう。
でももうその性分を
変えたいと思っていたから
ちょうどいい。
こんな時だからと買う一択のみ。
清い。
五月晴れの空と同じく清々しい。
我慢ばかりしてしまう性分を
この我慢の上乗せみたいな時期だから
これを機に捨ててしまうことにした。
これからは清く生きよう。
新しい生活様式は、
私の気持ちを大切にすることから
始めることにする。
サラリと越える工夫は、
今後、生きる知恵になると思う。
不自由、不便さの中で
愉しむを探す。
アミアミの迷路の先には
甘くて瑞々しいが存在する。
鯖とカレーとピクルスと
数日前、
海老のバターカレーを作った。
その時、副菜がなくて、
ピクルスも作った。
材料の海老はあまり量がなかったので、
ご飯とルーだけが少し残って、
カレードリアにリメイクして完食。
今朝は、
先週買って冷凍しておいた
鯖パンとカレーパンを
解凍温めて朝食に。
ネットの記事を見た。
高級店や老舗ホテルのテイクアウトも
スタートして人気らしい。
ふいに何年か前の結婚記念日に
都心のホテルに宿泊したことを
思い出した。
そのホテルは、
朝食のエッグベネヴィクトが
評判で中には蟹が入っていて
私も一皿完食してしまった。
ホテルみたいな朝食。
雰囲気だけでも。
真っ白なお皿に
パンにクリームチーズとピクルスを
添えただけも
雰囲気はホテルの朝食みたいになった。
1年か2年先になってしまうだろう。
けれど、やりたいことリストが
またひとつ増える。
食べてるみたいな
今朝は、清清しい朝で、
黒いぬさんもご機嫌でグルーミング。
グルーミングしている時の表情やポーズが
あまり犬っぽくなく、
未知の地球外知的生命体だったら
こんなかな?とか、
生まれたての恐竜のヒナ?みたいな。
綺麗好きなのだろう。
その姿が、
一心不乱に
自分の脚を食べてるみたいで
笑ってしまう。
この時期
笑いがあるのはありがたい。
でも…
グルーミング後の脚がビチャビチャなまま
くっつかれるのは勘弁してほしい。
本当は生春巻きだったけど海老のバターカレー
今日は、
体調がすこぶる下降気味。
仕方ない。
避けられない為、
耐えて過ごす。
ご飯作れないかもと昼間に
宣言していたものの、
デリバリーで粉物系やファストフードは
今日は、食べたくない。
何か買いに行くとかいう話も
立ち消えた。
ソファで横になっていたら、
暮れてきてしまった。
頑張って起き上がる。
なるべくカンタンに済ませたい。
材料から考えると
冷蔵庫のストックで
作れそうなもの
焼き魚、パスタ…
焼き魚は、グリル掃除がムリ。
パスタは、粉物系だからパス。
生春巻き用に残してあった海老…
だけど生春巻きは…
海老の殻剥き…
背ワタとり…
ライスペーパーを水で戻して
野菜を千切りにして…
この工程が遥か彼方遠くガンダーラへ続く道のように思える。
そうこうあぐねているうちに
またストックの海老は
生春巻きにはならず、
バターカレーにすることに。
バターカレーもチキンを買っておかなかった
私のバカと悔やまれる。
でも仕方ない。
それが今作れる最高にカンタンな
ご飯支度に他ならない。
海老の殻を剥き
背ワタを取り除き
タマネギを刻み、
炒めてバター、ニンニク、生姜、
ヨーグルト、トマト缶、カレー粉…
海老以外は、
それほど手間じゃない。
でも今日はしんどい。
サラダに副菜…
あー去年の秋から冷蔵庫に眠っていたらっきょがある。
皮を剥いてピクルスを作ろう。
カンタンに剥けると思ったら
甘かった。
なかなか上手に剥けず、
剥いたら、びっくりするくらい小さかった。
甘酢を作って、
小鍋で沸騰させて、
らっきょ、胡瓜、人参、パプリカと
スパイスと瓶に詰める。
思ったより、手抜きではない夕食になった。
遅いマヨネーズなら要らない。
朝ごはんは、金曜日に買った黒糖レーズンブレッド。
昨日の朝食に食べて美味しすぎて、
もう一斤購入すれば良かったと思う。
(一斤と言ってもミニブレッドなので
4枚切りが丁度いい)
レーズン粒がふんだんに使われているし、
黒糖なので充分甘い。
解凍してバターを溶かさない感じで乗せて食べると甘さと塩気で何とも言えない。
お昼は、
焼肉丼とあくまでも韓国風?なサラダに
さつま芋のハニーマスタード和え。
そして夜は、カッペリーニ。
ほんとは、素麺にするはずだった。
ツナマヨの冷たい素麺。
麺つゆの出汁にツナマヨの
あのなんとも言えない香ばしい出汁の
引き立つ感じに大葉を乗せて…と
想像が膨らむ。
夜に素麺ってと思っていたのに
思い出した。
そうだ。カッペリーニがある。
そのカッペリさんは、
気まぐれに食べたくなり、
購入し、
面倒になり、
更に寒くなって心は鍋に移り、
越冬し、
春を迎えた。
ようやく
封を開けられる時がきた。
具材は、ツナマヨ。
気分はイタリアンだけどダシと
ツナマヨ。
湯を沸かし、
具材をカットし始めて気づいた。
マヨネーズない…
「あのね。マヨネーズがないんだ。
買い忘れて昼間使い切っちゃったでしょ
ツナマヨにしたいんだよね…」
夫にそれとなく言ってみる。
湯は気泡を沢山抱え始める。
「マヨネーズないけどいい?」
返事がない。
「じゃあ、俺が買いに行くよ」の
ひとことを待てど暮らせど返ってこない。
店は、歩いて2分も掛からない。
けれど、やっぱり
「俺が買いに行くよ」の言葉はない。
望み薄。
再び、コンロの火を点け
グラグラ沸騰した鍋に
カッペリさんをパラリと
入れる。
細くてキラキラ光る。
毎年GWくらいにカッペリさんを
食べ始めるかも。
春を告げるパスタは美しい。
2分だけど
1分半でザルに移し、
急いで冷水で〆る。
少し心配なくらい硬めな仕上がりが
ちょうどいい。
水分をキッチンペーパーでしっかり切り
オイルや調味料をサッと和える。
そうしている間にも
パスタはしなやかになっていく。
「マヨネーズ買ってこようか?」
なんて言った???
あんなにマヨネーズの話したのに
もう盛り付けて食べる段階で
マヨネーズっていいました?
カッペリさんは待ってはくれない。
細い金色のパスタは、
幸運の女神の前髪のようなもの。
マヨネーズよりも
目の前のコシが大事。
米粉ケーキは、ジブリ飯
ケーキが食べたい。
けれど、ケーキ屋さんは閉まってる。
なら、作ってしまおう。
おウチにいるから時間はある。
作るのは、
好きなショートケーキ。
それも米粉で。
スポンジの材料は、
卵2つに キビ糖、米粉、バター
牛乳少々に香り付けにブランデー少々。
型は、耐熱ガラスの容器
これだとサラダもそのまま出せるし、
夏野菜のテリーヌや
ミートローフやラザニアを作る時も重宝するから使ってる。
型に敷くクッキングシートがないので、
アルミホイルを敷いて焼く(無くても
問題ないけれど、型からカンタンに外せる)
型がない時は、
牛乳パックを使う。
生クリームホイップもパックの中で
済ませる。
あるもので工夫すると
なくても工夫して乗り切れる。
道具も材料もシンプル。
米粉でスポンジを作るのは初めて。
米粉だと、しっかりした生地になる。
小麦粉よりさっぱりしているけれど
しっかりしているから食べ応えがある。
ケーキを作るとわかるのは、
市販のケーキには、
大量のお砂糖が使われていること。
こんなにたくさんのお砂糖を食べていたら
それはそれはたいそう太ってしまう。
自分で作ると、甘さ控えめに
お砂糖をブラウンシュガーにしたり、
粉もお気に入りのものを使って作れる。
見た目は、
市販のケーキみたいに
芸術的に美しくは、ならないけれど、
ちょっと素朴な見た目がいい。
生地はしっとりとそれなりに膨らみ
初めてにしては、上出来で
すっかり米粉が気に入ってしまった。
生地の色がほんのりブラウンで
昔、ジブリ美術館で食べた
旗の立ったショートケーキを思い出した。
ぐりとぐらのかすてらや
ジブリ飯みたいなお料理は、
STAY HOME でも
心がワクワクする。