ゆるく、アイツとの付き合い方

夏の陽射しが、強さを増すと

アツイが登場する。

今日の頭痛は、

市販の頭痛薬を飲んでも効かない群発頭痛。

群発頭痛用の薬を飲んだ。

群発は、薬を早く飲まないと

効かない。

そのタイミングと頭痛の種類の見極めが

難しくて何回も失敗を繰り返しながら

掴む。

発症したばかりの頃は、

頭痛がどの頭痛なのかが見極められず、

さらに性格が災いして、

ガマンばかりするから、

孫悟空の頭の輪の締め付けみたいに

酷くなってから飲んで、あまり効果が

発揮されずに…

なんてことが多々あった。

最近は、光の強さだったり、

暑さだったり、

頭がパンパンになるほどの

情報量で眠れなくなったり、

疲れだったりが原因とわかり、

なるべく避けてる。

群発頭痛の薬は、

効く。

効くのだけれど、鉛のように重くなり

動けなくなる。

それが嫌で、ガマンする部分も多かったけれど、

薬も発症したらすぐ飲む。

ほんとうにムリをしなくなった。

旦那さんが食器を洗ってくれていたのに

その間の意識は全く無くて、

目が覚めた時に

「じゃ、おやすみ」と言われて

びっくりしてしまう。

頭痛はピタリと治まってスッキリしたけど、

普段深く眠れないのに

記憶が無いくらい寝てしまったのかと思うと

なんとも、またまたびっくり。

旦那さんのお休みくらいしか、

一緒に過ごす時間を感じられないので、

お休みに過ごす時間を愉しみにしているから

時間が飛んで、

キッチンに小人さんがきたみたいな感覚に

なんだか少しモヤモヤしてしまう。

そんなことがあったのに

朝の目覚めは、またまたハードな頭痛。

この頭痛は、しばらく続く。

それでも、

日常生活をなるべく崩したくない。

旦那さんのお昼のおにぎりを握ろうとして

うまく握れなくてお米をボタっと

落としてしまう。

その様が可笑しくて旦那さんが笑う。

私もつられて笑う。

頭痛はしんどい。

けれど、

抗うことはムダにすり減らすだけだと

わかってから

思うようにいかないことに

苛立たなくなってきた。

それもありなのかもしれないって

緩く生きようと思えた。

もし頭痛がなかったら、

私は、ものすごい勢いで働いて

自分にも他人にも

厳しいままだっただろうし。

緩々と緩々と

どうぞどうぞこちらへ。

鬼さんこちら、手の鳴るほうへ。