遅いマヨネーズなら要らない。

朝ごはんは、金曜日に買った黒糖レーズンブレッド。

昨日の朝食に食べて美味しすぎて、

もう一斤購入すれば良かったと思う。

(一斤と言ってもミニブレッドなので

4枚切りが丁度いい)

 

レーズン粒がふんだんに使われているし、

黒糖なので充分甘い。

 

解凍してバターを溶かさない感じで乗せて食べると甘さと塩気で何とも言えない。

 

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お昼は、

焼肉丼とあくまでも韓国風?なサラダに

さつま芋のハニーマスタード和え。

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そして夜は、カッペリーニ

 

ほんとは、素麺にするはずだった。

ツナマヨの冷たい素麺。

麺つゆの出汁にツナマヨ

あのなんとも言えない香ばしい出汁の

引き立つ感じに大葉を乗せて…と

想像が膨らむ。

 

夜に素麺ってと思っていたのに

思い出した。

そうだ。カッペリーニがある。

 

そのカッペリさんは、

気まぐれに食べたくなり、

購入し、

面倒になり、

更に寒くなって心は鍋に移り、

越冬し、

春を迎えた。

 

ようやく

封を開けられる時がきた。

 

具材は、ツナマヨ

気分はイタリアンだけどダシと

ツナマヨ

 

湯を沸かし、

具材をカットし始めて気づいた。

 

マヨネーズない…

 

「あのね。マヨネーズがないんだ。

買い忘れて昼間使い切っちゃったでしょ

ツナマヨにしたいんだよね…」

夫にそれとなく言ってみる。

 

湯は気泡を沢山抱え始める。

 

「マヨネーズないけどいい?」

 

返事がない。

 

「じゃあ、俺が買いに行くよ」の

ひとことを待てど暮らせど返ってこない。

 

店は、歩いて2分も掛からない。

 

けれど、やっぱり

「俺が買いに行くよ」の言葉はない。

 

望み薄。

 

再び、コンロの火を点け

グラグラ沸騰した鍋に

カッペリさんをパラリと

入れる。

細くてキラキラ光る。

 

毎年GWくらいにカッペリさんを

食べ始めるかも。

 

春を告げるパスタは美しい。

 

2分だけど

1分半でザルに移し、

急いで冷水で〆る。

 

少し心配なくらい硬めな仕上がりが

ちょうどいい。

 

水分をキッチンペーパーでしっかり切り

オイルや調味料をサッと和える。

そうしている間にも

パスタはしなやかになっていく。

 

 

 

「マヨネーズ買ってこようか?」

 

なんて言った???

 

あんなにマヨネーズの話したのに

 

もう盛り付けて食べる段階で

マヨネーズっていいました?

 

カッペリさんは待ってはくれない。

 

細い金色のパスタは、

幸運の女神の前髪のようなもの。

 

マヨネーズよりも

目の前のコシが大事。

 

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